面接時の好印象が給与に影響

私は就職活動を行っていた時に、ハローワークである会社の求人の仕事内容に興味を持ち、そこの会社の面接を受けて見ることにしました。仕事の内容はホームページの管理の仕事でした。私は学校でホームページ作成を少しかじった程度だけだったので、ほとんど経験はありませんでした。

私は以前、ある会社に面接に行き、いろいろ話をした結果、その場で採用になりました。 実際の業務の経験はあまりありませんでしたが、それらに関した知識は勉強していたので、その点が採用に至った理由だったのかもしれません。それでも、採用されたとはいえ、正社員ではなく、7時間勤務のパートタイムでの採用でした。私は正社員の仕事を希望していたので、そのことを社長に伝えたところ、今後はその方向で検討していくとの回答でした。

当時のハローワークの求人票に書いてあった時給の額は振り幅がありました。 私は未経験者に近い状態だったので、てっきり最初は一番安い時給からスタートすると思っていました。 しかし、最初の給与をもらった時に、予想していたよりも多く、時給換算してもそれ以上の額が振り込まれていました。 私が会社に確認したところ、どうやらお昼休みの分も含まれていたようでした。 サービス業ではなかったのですが、昼休みも顧客対応をしなければいけないこともあり、それが加味されていたようでした。

面接の時に社長と話をしましたが、社長は新規ビジネスに非常に意欲的で、その話をかなり説明していました。 私が担当する仕事も、新規ビジネスの一環だったようで、期待の意味を兼ねて、入社当時から時給が一番良い金額にしてもらえたのかもしれません。 新しい事業に私もかなり興味があり、面接時に話がかなり盛り上がったのを覚えています。 これもタイミングだったのだと思いますが、私も今までの経験と学校や仕事で学んできたスキルを生かした仕事ができると思いました。

私のこの面接時の積極的で意欲的な態度が社長に気に入られて、給与が最初から良かったのかもしれません。 入社当時から高い給与で採用されるということは、会社から新入社員への大きな期待がかかっていると見てよいと思います。 実際、私はパートタイムの身分にも関わらず、何度も研修などで東京に出張に行く機会が与えられました。 周りの人たちはかなりのキャリアを持った方々ばかりで、私は気遅れしてしまいそうになりました。 ただでさえ、地方の小さい会社のパート社員が、都会の企業の役職のある方々と肩を並べて、研修を受けるということは、今まであり得なかったことでした。それだけ会社が私のことを高く評価してくださっていたことは、非常にありがたかったですし、東京出張もさまざまな研修も非常に勉強になりました。

今振り返ってみても、良い条件で採用されたのは、面接時の時の私の印象が良く写っていたのかもしれないと思っています。 それは面接の前に、表情を作って行ったことでした。口角を上げる訓練を行っていくと、自然な笑顔が作れるようになり、特に面接時にはその笑顔で臨むように心がけていました。 実際、面接時には笑顔を褒めていただいたので、その時は効果があったことを実感しました。 サービス業ではないのですが、接客の仕事もあったので、やはり自然な笑顔は重要なポイントだったようです。

予想以上の給与が最初からもらえた条件はいくつかあると思います。 今までの経験や実績も非常に大切ですが、面接時の応対が一番重要で、それが大きな効果をもたらしたのではないかと感じました。

仕事も人間関係が大切です。積極的に取り組む姿勢と、人間関係を良くしていこうとする姿が好印象に取られ、それが給与アップに繋がっていったのだと思います。